こんにちは、S&Tの上村です。昨日はいつも使っている国道を助手席に乗って走っていました。

私のお気に入りの建物(倉庫?)の前を通り、ちょっと混んでいたのでゆっくり眺めていましたがこれが実に良いんですよね。

いつも写真を撮りたいなと思うのですが中々うまい具合に写真を撮ることができません。だって交通量もそこそこあるし、なんと言っても車を止める場所が見当たりません。😅

その建物を見るといつも、ルフの建物シリーズを思い出すんですよね。

いつかきちんと写真に収めたいなと思っている今日この頃です。(笑)

そんな出来事があったからなのか昨夜は不思議な夢を見ました。実際にあった出来事ではありませんが、登場人物が実に懐かしい面々。中には今では亡くなった方も登場しました。年代が私の原点ともいうべき年代の頃の出来事だったような気がします。

夢は記憶の整理だと言われますが、何の整理をしていたんでしょうね。

何だか不思議な気分で目覚めた今朝でした。🤗

ついでにルフのHauserシリーズでもご紹介しておきますか(笑)

Haus Nr. 12 I, 1988 / Thomas Ruff
C-print
179 × 212 cm 
 Haus Nr. 1 II, 1989 / Thomas Ruff 
Chromogenic print
182.5 x 301 cm
Haus Nr.11 III (House Nr.11 III), 1990 / Thomas Ruff
C-print
193 × 240 cm

やっぱり良いですね。私はこのシリーズ好きです。😆

この頃のルフのこのオリジナルはエディションが4でAPが2というのが多かったような気がします。エディション版、これの小さい版も販売されていてそれもエディションが12とかなり少なかったですね。

この建物シリーズのエディション版なんかは1点数万円だったと思いますよ。当時一生懸命説明しても日本ではまぁ売れなかったですね。苦労しました。それが今では皆さんもご存知の値段ですもんね。時代の流れを感じます。

このルフの「Häuser」は集合住宅や企業の社屋など、ごく普通の建築の外観を撮影しました。最初の作品「Interieurs」と同様に身近な環境を一定の方法で撮影した写真の集積によって、何かを浮かび上がらせようとする作品です。彼はここでありふれた建築を、あえて建築写真のありふれた撮り方にならって撮影します。2重の『ありふれた』様式を採用しているというわけです。

この作品から、必要に応じて二枚のネガを合成するなど、初めてコンピュータ上での画像加工が行われた作品という事でも貴重なシリーズですね。

今では大御所のルフも、もう67歳ですもんね。

将来そんな風に活躍する作家を見つけに8月5日からの『トライアングル』展にぜひ足を運んで下さいね。😆

経歴や名前に惑わされないようにキャプションなどは一切ない展示です。あなたの目で見てしっかりと判断して下さい。

ぜひ将来のルフ見つけて下さいね。

『トライアングル 展』
会期 8月5日(火)〜8月17日(日)
   11:00 〜 19:00  *最終日のみ17:00まで
   *8月16日(土) 14:00 〜 15:30 座談会開催予定
会場 The Local TUAD ART GALLERY and famAA
     〒990-0043 山形県山形市本町1-5-19  TEL: 023-615-8099
参加作家 非公開

お盆休みの方も多いでしょう。今から予定空けておいて下さい。

それでは皆さん本日も良い1日を。