こんにちは。S&Tの上村です。昨日梱包材を買いにホームセンターへ行くとお休み。ものすごい雪の中行ったのにガッカリ。『今まで火曜日休みだっけ?』と首を傾げながら帰ってきましたが、これも働き方改革のせい?

何だか世の中不便になってきたようです。それにしても働き方改革は無理があるというか頭が悪いというか。一律同じ条件でやっているのでこういう不便さや不平等さが出てくるんでしょうね。やるなら業種などによってかなり細かくしていかないとどうしても無理がありますよね。『現場を知らない』とよく聞くセリフがぴったりです。賛否両論あるとは思いますが、業種やその環境によって好きなように働かせろよと思うのは私だけでしょうか?

さて、皆さんは1月27日にサザビーズで開催されたオークションに出品された絵画の話題はご存知ですか?

それがこの作品。

A study for Saint Jerome / Sir Anthony van Dyck

アンソニー・ヴァン・ダイクがのちに制作した絵画「聖ジェローム」の習作となる作品です。完成画はオランダ・ロッテルダムにあるボイマンス・バン・ベーニンゲン美術館に所蔵されています。ヴァン・ダイクが生きたモデルを題材にした大きな習作は2点しかなく、これはその一つとなるということ。サザビーズによれば、作品は1615~18年に描かれた可能性が高く、アントワープでルーベンスとともに作品に取り組んでいた若い時代のものなんだそうです。

何が話題になっているのかというとその出自。

農家の小屋から放置状態で発見されたそうです。発見したのは故アルバート・B・ロバーツという蒐集家。ロバーツさんは発見した絵画をわずか600ドル(およそ8万円)で買い取ったそうです。その後、美術史家のスーザン・J・バーンズ氏がこれをヴァン・ダイクによる「驚くほど保存状態のいい」作品と鑑定しました。

そして1月27日サザビーズのオークションにかけられたわけですが、価格も気になりますよね。(笑)

その落札価格はなんと3,075,000 ドル。現在のレートでおよそ4億1500万円❕❕❕❕❕❕❕❕

 作品はロバーツ氏の遺産からサザビーズに提供されました。サザビーズによると、収益の一部は芸術家や他の慈善団体の金銭支援を行うアルバート・B・ロバーツ財団に入るそうですよ。🤗

こう言う話は尽きないアートの話題ですが、いつもながらなんとも夢のある話です。

そんな将来のお宝が『アートショップファイナル』にも眠っているかもしれませんね。

発見できるかどうかはあなたの眼力次第。(笑)

そんな妄想を膨らませながら今日も良い1日を。