こんにちは。S&Tの上村です。Art SGも大盛況の中幕を閉じたようですが、シンガポールのアーティストもだいぶ脚光を浴びたようですね。こういう大規模なアートフェアが開催されるとやはり世界中の関係者から注目されます。まさにアーティストにとっては大チャンスです。またここから新しいスターが誕生していくことでしょう。7月からの東京現代にも期待したいですね。楽しみです。

ある程度評価が定まった作家の作品をコレクションするのも良いですが、これからのアーティストを見つけるのもまたアートコレクションの楽しみ方の一つですよね。まだ無名のうちに発掘したら価格だけでなく自分の目が認められたようでちょっと嬉しいですよね。🤗

S&Tではそんなアーティスト達を皆さんにご紹介できるように幅広くご紹介しております。ブログでこれまでもチョイチョイ書いてきましたが、ご紹介し始めのお客様の反応の薄いこと薄いこと。ご紹介し始めてから何年か経ってようやくお問い合わせがきたりしますが、その頃には価格もだいぶ高くなっていたりするんですよね。😅

あの時買っておけばよかったという体験を何度も何度も繰り返す人もいますができることなら安いうちにいいものをコレクションしたいですよね。

ま、自己責任ですが。(笑)

今週は新しい作品がまもなく入荷しますがこちらは皆さんもお馴染みのアーティストの作品です。一人はS&Tではほぼお取り扱いのないアーティストですが、ちょっと珍しいものが入荷しますよ。😀

思わず口から出かかりましたが、ここまでにしておきます。(笑)

詳しいことを知りたい方はぜひS&Tへお越し下さいね。

というわけで本日の1品です。

tableau chinois_12 I, 2020 / Thomas Ruff
C-print
239 × 185 × 7 cm
Frame included
edition of 4+1AP, ed.1/4 + 1AP

今では日本でもかなり有名になったトーマス・ルフの作品です。中国共産党の写真を引用し、プロパガンダにおける写真の使用を検証するシリーズ「tableaux chinois」からの1品です。このシリーズが発表された時、画像で見たときは『ん〜。どうなんだろう?』と正直思いましたがやはりルフ。実物は素晴らしかった。

ルフは2016年に東京国立近代美術館で日本初となる回顧展を開催されてから日本でもかなり知られるようになりました。

しかし、30年前に私がルフをご紹介した時にはもちろん前述のような反応でしたよ。今では信じられないくらいかなり安かったですが、今でもあの頃買っておけば良かったというお客様いらっしゃいますね。(笑)

数年後後悔するかしないかはあなた次第。そして信じるか信じないかもあなた次第です。

まずは固定観念なしで作品とじっくり向き合ってみて下さい。

S&Tではじっくりと作品と向き合えるようにたっぷりとお時間をとってご覧いただきます。だから予約制なんですよ。🤗

敷居はめっちゃ低いので遠慮なくご連絡お待ちしております。

それでは皆さん本日も良い1日を。