こんにちは。S&Tの上村です。山形も連日コロナのクラスターが止まりません。徐々に身近に近づいているのをヒシヒシと感じます。ここのところ連日政治家の醜い罪のなすり合いが繰り広げられているのを見ると、これではコロナの対策が世界でもかなりの水準で遅れているのも納得だと思っちゃいますね。😅

これでオリンピック開催しちゃうんですから。オリンピック後の世界の反応が正直怖いです。(T . T)

さて、Y&ギャラリーのオープニング企画展も好評につき延長が決まったのは先日書いた通りです。30日までの土日はオープンしていますので皆さん足を運んでみて下さい。

一部売れてしまった作品は別の作品と入れ替えて展示しておりますので一度いらっしゃった方もぜひ。😀

次回の展示も決まっておりますのでそちらは近日中に告知なるかと思います。

お楽しみに。

ここのところ様々な作家さんの作品のお取り扱いでモノタイプについてお客様から質問がありました。ちょっと説明を載せておきますので皆さんも今後のご参考にして下さい。

【Monotype(モノタイプ)】
版画技法の一種。ガラス、金属板、アクリル、塩ビ板など平滑な支持体に図を描画し、乾燥前にその上に紙を載せてからこするかプレス機にかけることで図を転写する。彫りなどの製版作業が不要であること、等質の刷りを繰り返すことができないため呼称の通り一枚のみ(モノ)の作品となることが特徴であり、複数性を大きな特徴とする版画にあっては特異な技法である。結果は方法によって多様だが、版を介すことで直接描画するだけでは得られないかすれや奥行きが生まれる。版による表現が注目を浴びて多くの実験がなされた17世紀が生んだ技法のひとつであり、純粋なモノタイプは1640年代半ばのG・カスティリオーネの作例が初とされる。18世紀にW・ブレイクはこの技法の幻想的な表情を活かし、19世紀後半にはE・ドガとP・ゴーギャンがモノタイプをリバイバルさせた。とりわけドガは銅板に直接描いた図を拭ったり手を加えることで微妙なグラデーションを生み出し、この技法の可能性を広げた。20世紀にはP・ピカソ、H・マティスをはじめとしてF・ステラやJ・ジョーンズなど、さまざまな作家がこの技法を試みている。類似の用語に「モノプリント」がある(同義語とされる場合もある)が、こちらは手彩色やコラージュを加えて一点ものとした版画や、版の脆弱性や可変性のため印刷が反復不能な版画を指す。

こんなのもあるのでみてみて下さい。

http://zokeifile.musabi.ac.jp/モノタイプ/

意外と歴史の古いモノタイプですが、最近の作家さんでもモノタイプの作品出している方増えてきたので、モノタイプってなんだと思った方はこちらを作品購入のご参考にして下さいね。😀