こんにちは、S&Tの上村です。昨日も暑かったですね。🫠
昨日は久々のご来店のお客様。久々なので好きそうなものをこれでもかと出しておきましたが、たっぷりと楽しんで頂けたようです。
そちらの会社の空いているスペースで何か一緒にできたら良いねなんて話もでき、今後の展開が楽しみです。😆
湯浅克俊さんの画集も買っていかれましたが、きっと隅々まで堪能してくれる事でしょう。ご本人も言っていましたが手垢で真っ黒くなるくらい読んじゃいますということです。(笑)
そう言っていただけるのは作家冥利に尽きますよね。嬉しい限りです。
作品でも画集でもそんな人に持ってもらいたいものですね。
湯浅克俊さんの作品集や久松知子さんの作品集もS&Tで買うことができますのでまだの方は遠慮なく言って下さいね。もちろんS&Tでお買い上げの場合は全てサイン入りとなります。
さて、S&Tでちょっと前にご紹介した作家でMandy El-Sayeghは皆さん覚えていますか?
入荷してすぐになくなっちゃったので見ていないなんて方も多いかもしれませんね。

Mandy El-Sayeghは1985年マレーシア生まれのアーティストです。現在はロンドンを拠点に活動しています。
彼女は物質と言語の探求に根ざした、プロセス重視の作品を制作しています。緻密なレイヤーを持つペインティング、彫刻、インスタレーション、ダイアグラム、サウンド&ビデオなど、幅広いメディアを駆使して、身体的、言語的、政治的な秩序システムの形成と崩壊を探求しています。
彼女が特に興味を持っているのは、「部分と全体」の関係を探求することで、重要でありながら未計画なものが、さまざまな小さな相互作用や反復によって出現し、成立していく様子です。彼女は、バラバラの断片、テキスト、どこからか探してきた画像をコラージュし、有機物を模したラテックス、ゴム、粘土のような素材と重ねることで、これを物理的に示しています。手描きのグリッドや幾何学的な型など、単純で反復的なパターンを通して、意識的に意図されたり予期されたりすることのない形式的で物語的な合成を引き起こしています。
彼女は私たちの思い込みや、一般的に疑問視されることのないシステムに対する理解に疑問を投げかけます。
彼女はこう言っています。
『私は工芸品は民族誌的な証拠としてではなく、持ち運び可能なエコロジーとして、移動し、旅をし、文化的な均質性ではなく、文化的な混交性に貢献するという考え方に興味がある。これらの要素はすべて、私たちがどのように歴史を読み、どのように現在を消費するかを常に塗り替えているのです』と。
そんな彼女が2016年に参加したMoMA PS1で開催されたニューヨーク・アートブックフェアでのパフォーマンスがありますが皆さんご存知ですか?
その名も『Room Services』
オスカー・ムリーリョさん、曽根裕さんとの3人のコラボレーションでした。
作家それぞれに3つのワークステーションを拠点に、数日間にわたるドローイングとプリントのライブパフォーマンスを行い、グラフィック作品、エディション、書籍、ジンなどを制作しました。
実はその時制作された作品が1点S&Tへやってきます。😆
これはちょっと楽しみですね。
実はそれとは全く関係なく個人的にその時に制作されたポスターを1枚個人的に買っているんですよね。それでも結構な値段しましたが、作品がやってきたらついでにそのポスターも皆さんにお見せしますね。
実は曽根裕さんはウチでもお馴染みの田賀先生とは旧知の中。
先日も東京での個展の時に会ってきたそうです。
本当に世の中って狭いですよね。(笑)
本当に偶然なんですが。😅
何だかいろんなものが見えない一つの糸で繋がれているようなそんな気さえしますよね。
いつかそんな人たちとワイワイと何か面白いものできたら幸せですね。
そんな夢も膨らむ今日この頃です。
ご興味ある方は遠慮なくS&Tまでお問い合わせ下さい。
それでは皆さん本日も良い1日を。