こんにちは、S&Tの上村です。最近YouTubeで『懐かしい!』なんてTHE FIRST TAKEを見ていました。
そこにちょっと前の曲ですが神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まないっ」がありました。この曲に特に思い入れがあった訳ではなかったのですが思わず聞き入っちゃいました。
なぜってそれはその歌詞。
何だか現代美術の話を聞いているようだと思っちゃったんですね。
まるで、ウチで次々と現代美術に目覚めていくお客さんの心境のようじゃないですか!(笑)
皆さんずっと後になって気がつくと思いますが、この熱はずっと続いていくんですよね。気が付けば何十年経っている事でしょう。楽しい人生です。
さしずめ『現代美術は鳴り止まないっ』と言ったところでしょうか?(笑)
さて、先週末でロンドンのRose Wylie展が終わりましたが大盛況のようでしたよ。😆
昨日、Sebastião Salgadoさんが81歳で亡くなったということをブログで書きましたが、ローズ・ワイリーさんは91歳なんですよね!
死ぬまで現役で頑張るんでしょうが凄いですね。
わかっている事とはいえ、人間は年齢じゃないんだなと改めて思いますね。そんなことを思い出させてくれる作家の1人です。
そんなRose Wylieに敬意を表してS&Tでも6月からRose Wylieの作品を中心に展示します。
新入荷の作品も含めてたっぷりと楽しんで頂ければ嬉しいなと思います。
現在額装中で間もなく仕上がってくると思いますが私も楽しみです。😆
もう5月も終わりなので予め予約をしておく事をオススメします。
それにしてもS&Tでお取り扱いの作家もだいぶ高齢の方増えてきましたね。
ご本人はいつ亡くなってもきっと悔いはないんでしょうけれど、ファンの1人としてはいつまでも元気で活躍してほしいなと思います。

ローズ・ワイリーは1934年イギリス生まれの画家です。ワイリーは、美術史や映画、漫画、カルト的なセレブリティなど、さまざまな視覚的ソースを用いて、大規模かつ広範に描かれたキャンバスを制作しています。創作過程における自発性を重視する彼女は、しばしばキャンバスの完成した部分にペイントやコラージュを施し、望ましい効果を追求します。このようなアプローチは、スケールのダイナミックな変化と多様な表面のテクスチャーを生み出しています。
彼女が世に出てきたのは70歳を超えてから。何かと年齢が話題になりますがそんなものどうでも良いと笑い飛ばされている感じがします。そんな彼女も今年は91歳なんですよね。
ちなみにローズ・ワイリーと言えばこの画像よく使われます。満面の笑顔の素敵な写真ですが、実は彼女は滅多に笑わないんですよね。(笑)
6月そんな彼女の作品をたっぷりと堪能して頂ければと思います。
それでは皆さん本日も良い1日を。