こんにちは、S&Tの上村です。ここのところなんだか運が悪いなと感じる出来事が多いのでちょっと大人しくしています。あまりそういうのは信じる方ではありませんが、なぜか重なる時は重なるなと長く生きていると感じることがありますよね。😅

そんな時私は、流れに身を任せ、なるようになると思うようにしています。

皆さんはそんな時どう対処していますか?

さて、新しいローマ教皇も決まりましたが、世界はまだまだ混沌としています。そんな事を考えさせられる今日この頃ですが、そんなことを実感させられるニュースが。

LGBTQ(性的少数者)についてはもう皆さん周知の事と思います。オーストラリアでの事件ですがそんなLGBTQ向けの出会い系アプリ「Grindr」などを通じて男性を誘い出して襲撃したとして、昨年10月以降、30人以上が逮捕されているというんです。

容疑者は主に13~20歳だそうです。私は思った以上に若いことに驚きました。😦

出会い系アプリやSNSで被害者に接触し、暴行、強盗、脅迫、さらには同性愛嫌悪の侮辱を行ったとされています。

使われたアプリは主に「Grindr」だそうですが、「Scruff」や「Snapchat」といった出会い系アプリでも同様の事件が起きているそうです。

う〜ん。😖

日本はそういう事に関しての認識は世界とは違ってだいぶ遅れているなと思っていたのですが、日本だけでなく世界中でまだまだそんな認識なんだなと実感させられる事件ですよね。

ちょっと悲しくなる出来事でした。

自分の理解を超えていてもそれを理解をしようと努力することはやはり大切なこと。私も気をつけようと思います。

お互いが努力することで世界もより良くなっていって欲しいなと思いますが、残念ながら今の所世界は真逆の方向に向かっているような気がしないでもありませんね。😓

新ローマ教皇はジェンダー問題については保守的だと聞きますが、一体どんな事を取り組んでくれるのか期待したいですね。

と言うわけで本日の1品は、一昨日もご紹介したばかりですがマルティーヌ・グティエレスの作品から。

Covertgirl Ad, p43 from Indigenous Woman, 2018 / Martine Gutierrez
C-print mounted on Dibond
30 x 20 inches (76.2 x 50.8 cm)
Edition of 8, plus 2AP

マルティーヌ・グティエレスは1989年カリフォルニア州バークレー生まれのアーティストです。

彼女の作品は、ジェンダーと美の従来の表現に疑問を投げかけるポップの影響を受けた物語のシーンを作成することによって、アイデンティティの多様性を探求しています。しばしば自分自身をモデルとして使用し、主題と創造者の両方の役割を果たし、ファッション、広告、映画の言語をユーモアと想像力で変え、女性であることが何を意味するのかを問いかけます。

「私の作品は、私が自分自身をどのように見ているのか、または見られたいのかを伝え続けています。それは、社会的構成要素に操作されることなく、私の美しさと性別の表現を検証するために私が見つけた唯一の方法です。」
ーマルティーヌ・グティエレス

彼女は今年のグッゲンハイム・フェローシップ(Guggenheim Fellowships)に選ばれるなど目覚ましい活躍を続けています。

芸術で世界にアプローチし続けて頑張って欲しいですね。期待しています。

もちろんお問い合わせはS&Tまで。

それでは皆さん本日も良い1日を。