こんにちは。S&Tの上村です。2月18日からはFrieze Los Angeles2022が開催されますが奇しくも同じ期間アートショップ特別企画『S&T棚卸セール』が始まります。狙ったわけではありません。😅

Friezeの方もたくさん出品作のご案内いただいておりますが、素晴らしい作品がたくさん出品予定です。いくつか興味深い作品もあるので今後ご紹介できたらいいなとは思います。

Friezeとは違い棚卸セールというとなんだか安っぽい感じがしますね。😅

しかし、そんな名前とは裏腹に素晴らしい作品の数々が出品される予定なんです。その辺のギャップも楽しみつつお宝を発見しにいらっしゃって下さい。本当に宝の山ですよ。(笑)

本日は1点だけチラ見せです。

The conference of the animals, 2011 / Miller Updegraff
acrylic and glitter on canvas
50.8 × 60.96cm

Miller Updegraffは1974年ジョージア生まれのアーティストです。ワントーンで描かれた彼の作品には常にどこか暗い死のイメージがつきまといます。

この作品も何気ないキャンプファイアーのように見えますが、そのタイトルはThe conference of the animals(動物会議)と名付けられています。南原アートウォークにも出品した作品ですが、実はそこかしこに色々仕掛けがしてあり、今時ではない暗い作品ですが釘付けになる方もたくさんいらっしゃいました。

ぜひ実物をご覧になって秘密を解き明かしてみて下さいね。\(^o^)/

そして何より今回は価格が・・・。😅

あとはご自分で足を運んでお確かめ下さい。

そして、そのイベントが終わるとS&Tは入荷ラッシュとなります。こちらも目が離せませんね。お楽しみに。

というわけで本日の1品です。

Flowers in a Wooden Tub with Tulip, 2019 / Matthew Day Jackson
Textile, silkscreen, watercolor, inkjet print on paper
91.4 × 61.3 cm

もうS&Tでもだいぶお馴染みになってきたMatthew Day Jacksonの作品からです。彼の作品は作品によって常に手法が違っておりその辺も非常にユニークなアーティストです。この作品もコラージュと言ったら良いのでしょうか?さまざまな布が花になっています。

Matthew Day Jacksonは1974年生まれのアメリカ人アーティストです。彫刻、絵画、コラージュ、写真、ドローイング、ビデオ、パフォーマンス、インスタレーションなど、多面的な実践を行っています。

彼の芸術は、人間の思考の進化、フロンティアの致命的な魅力、人間が技術の進歩に置く信仰などの大きなアイデアに取り組んでいます。特に、彼の作品はアメリカンドリームの神話に取り組み、失敗したユートピアのビジョンを通して創造、成長、超越、そして死の力を探求しています。

彼にとって、美しさはしばしば荒廃と結びついています。彼の作品は、彼が「恐ろしい」と呼ぶ概念を探求しています。人がすることはすべて、美しさと恐怖の両方をもたらす可能性があるという信念のもと制作されています。

これから彼の作品も入荷予定です。お問い合わせはS&Tまで。