こんにちは。S&Tの上村です。昨日は寒かったせいか私のせい(?)かお客様はそれほどいらっしゃいませんでした。残念ですが、いらっしゃったお客様はじっくりご鑑賞頂けたようです。以前からあるほなつきさんの作品をコレクションしている方は私が暇そうにしているのを見かけて2回もいらっしゃいました。(笑)

さて、あまりに暇だったからか以前からちょっと書いておこうと思ったことを思い出したので本日書いておこうかなと思います。

展示会などでお客様とお話ししているときに時々技法や紙など色々細かく質問されることがあります。これには少し違和感を覚えることがあります。

なんでだろうと色々考えると大抵そういう方は作品をあまり見ていません。😅

そして大抵の場合そういう質問をされるお客様は知ったかぶりが激しい。(笑)

技法や紙などといったことは、果たして大事なんでしょうか?

もちろん大切だと思いますが、それが先ではないということです。

個人的にまずはじっくりと作品を細部まで見て欲しいなと思うんです。

その後になんでこの素材だったんだろうかとか色々考えるのはアリかと思います。そういうこともアート作品を干渉する上での楽しみなので。

でも私ならあまりあれこれ聞きません。だってそれを考えるのが楽しいんですから。すぐに聞いてしまったら楽しくないじゃないですか?

枚数があるからという理由でエディション版を嫌がる方もいますが、それも私なんかはどうでもよかったりします。

なぜって作品が良ければ関係ないじゃないですか?

家に持ち帰って隅々まで何度も見てみたいと私なら思います。オリジナルが手に入らないならエディション版と言った考えは自然なことだと思います。そしてそれにももちろん価値は十分にあるのですから。

ま、流石に500枚とか1000枚とかある最近の作家のエディションはどうかと思いますが。😅

そういうことを聞く方は大抵買わないですもんね。きっとその作品やもっと言えばアートが好きなんじゃなく、色々技法や素材を知っている自分が好きなんでしょうね。

あくまで私見です。

というわけで本日の1品です。

Red Carpet, 2018 / Uwe Wittwer
Mixed media on paper
180 × 150 cm

S&TでもだいぶおなじみになってきたUwe Wittwerの作品です。細部までじっくり見てください。画像ではわからないところ多々ありますが。😅

本日はもうあれこれ書きません。皆さんご自分で考えて楽しんで下さいね。\(^o^)/