こんにちは。S&Tの上村です。実は私、街を歩いていると結構声をかけられます。つい先日もかなり親しげに話してかけてくる人がいましたが記憶を辿るものの全く知らない人。ボケたのか?

ポカンとしていると30秒ほど人の顔をマジマジと見て『すいません。間違えました。』ですって。😅

こんな事がよく起こります。私にそっくりな人が近くにいるのか?それともドッペルゲンガー?出会わないことを祈ります。(笑)

さて、時々ブログにも書いていますが私の仕事上色々オークション会社の資料を見る事が多いのですがアート作品以外にも実に様々なものがオークションにかけられます。その中で本のオークションは人気がありますが、つい先日もすごい事に。

シェークスピアの戯曲を収めた全集の初版本『ファースト・フォリオ』がおよそ1000万ドル(約10億5000万円)で落札されました。これは文学作品としては過去最高額なんだそうです!

金額もそうなんですが、この本実にすごいんです。36の戯曲を収録したファースト・フォリオは、シェークスピアの死から7年後の1623年に出版されました。

収録された戯曲のうち「マクベス」、「十二夜」をはじめとする18作品はそれ以前に印刷されておらず、同書の出版がなければそのまま歴史に埋もれてしまっていた可能性もあるんだそうです。ゾクゾクしますね。

当然、英語で書かれた文学作品のコレクションとしては最重要の部類に入ると考えられています。

クリスティーズによると、個人所有のものは極めて珍しく、その希少性は「どんなに強調してもしつくせない」だそうですよ。

たった一つのオークションの出品物からこんなことまでわかってしまうなんてオークションは本当に面白いですね。その辺も興味持ってオークションを見ているとまた違った意味で楽しめますよ。

ま、その辺のネットオークションではこんなに楽しめませんが。(^^;