こんにちは。S&Tの上村です。『布マスク8千万枚、今後さらに配布 不要論噴出でも…9業者に発注済』というニュースを見て悲しくなりました。マスク不足も解消されている今、一体誰のための政策なのだろうといよいよ疑問に思っちゃいますね。(⌒-⌒; )

気を取り直して本日のブログです。私の地域は今朝も雨が降り続いており『災害級の大雨かも?』なんて言われていますがどうなることやら。ちょっと心配ですね。

昨日お客様とお話ししていて、絵の飾り方などを話しているときにピクチャーレールの話になりました。現在は様々な形のものが販売されていますが、やはり新築時に設置するのがベストだとお話しさせて頂きました。後付けだとどうしてもレール部分がでっぱってしまうので。ちょっとカッコ悪いかと。😓

皆さんご存知のように取り付け方法は色々ありケースバイケースですが、それぞれの環境や事情に合わせて上手に飾って下さいね。それぞれの特徴があり、例えばピクチャーレールを設置してワイヤーで吊る場合は壁に穴を開けなくて済むのと、高さ調節や位置調節の自由度が高いということです。それに対してフックなどで飾る場合は壁面に穴が開くことと、設置の段階でしっかり高さ調節をしないといけないということが挙げられます。その代わり、ワイヤーなどが見えないのですっきりと展示できるという利点があります。また、壁に飾れない場合はイーゼルという手もあります。イーゼルは場所を取るなんて欠点もありますね。

私が個人的に好きなのはやはりフックを打ってしっかり壁面に取り付けるのが好きですね。

それぞれ一長一短があるわけですが、いずれにしろ皆さんの環境に合わせて色々工夫してみて下さい。飾り方は皆さんのセンスが問われる場面でもあります。せっかくのアートが台無しになんてならないようによ〜く考えましょうね。\(^o^)/

というわけで本日の1品です。お問い合わせはS&Tまで。

The Painted Wall, 2017 / GEORGE SHAW
humbrol enamel on canvas
92 x 121 cm

George Shaw(ジョージ・ショー)は1966年イギリス生まれの作家です。日本語でジョージ・ショーと検索すると文学者のジョージ・バーナード・ショーしか出てこないぐらい日本ではあまり知られていません。(⌒-⌒; )

彼はイギリスの郊外の平凡な空間をリアルに表現したことで知られています。彼の作品は落書き、ゴミ、建築の存在が、誰かがそこにいるような不気味な感覚を生み出しています。彼の絵画は、劇的な瞬間を一瞬凍らせているように見えます。それには彼が好んで使用しているhumbrol enamel が関係していると思われます。humbrol enamelとはイギリスの模型キット、玩具、模型用塗料メーカーhumbrol社で出している塗料のことです。扱いは極めて難しいと思われますが、それが彼の作品を単なる風景画で終わらせていない一因です。彼の作品を見た時にまるでトーマス・ルフの写真のようだと思いました。

私好みの一品です。皆さんはいかがですか?